新年早々、地震と航空機事故
どちらも亡くなった方がいて痛恨の極みな訳ですが、発生した事態の割には死者数が少なかったという印象を受けます
最大震度7などという激震が日本以外の国で起きていたら、数千人~数万人の死者が出てもおかしくない
海保機に接触炎上したJAL機も、400人近い乗客乗員が短時間に整然と無事避難出来たのは 奇跡 に近く、日本以外の国なら乗客が出口に殺到して機内はパニックだったはず
日本の卓越した耐震建築と民度の高さが、被害を最小限に食い止めました
地震は完全に天災ですから、その発生は避けようもない訳ですが、航空機事故はほぼ間違いなく人災なので原因究明が待たれます
航空管制官の使命は「一つの滑走路に同時に複数機の存在を許さないこと」に尽きます
海保機がまだ滑走路上にいる時点で管制官がJAL機に着陸許可を出していたとしたら、あるいは着陸許可なしでJAL機が着陸したのなら、トンデモないことです
管制官、海保機長、JAL機長の三者のいずれかの判断や行動に、致命的な欠陥があった可能性が高い訳です
着陸前後の無線交信記録を徹底解析していただき、原因究明&再発防止につなげて欲しい
海保機は地震救援物資の運搬をしていたようですが、地震による混乱状況と今回の接触事故との間に何らかの関係があったのかも徹底究明して欲しいところです
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英国のテレビは1/2、
「数百人が奇跡の脱出」
「私たちは奇跡を目撃した」
「乗員が乗客全員を脱出させたのは、
奇跡としか言いようがない」
「もっとひどい状況もあり得た」
「乗員がどれだけ避難訓練に時間を割いてきたかを思い知らされた」
「信じられないほどの仕事をした」
などと報道し、冷静に避難した乗員・乗客の行動を称賛した。