ヤマザキ春のパン祭りが、危機なんよ~♪

中東イエメンにフーシ派という、イスラム過激派の武装集団がいる

物流の大動脈「紅海」で大暴れして、貨物船がスエズ運河が通れなくなり、世界の海運物流に大打撃

スエズ運河を経由できないと、アフリカ大陸を回る喜望峰ルートになるので、物流に要する時間やコストがはね上がる

コンテナ運賃は、前月比3倍に跳ね上がっている

神田祭り祇園祭りと並ぶ日本三大祭りの一つ

ヤマザキ春のパン祭り

がもうすぐ始まるのだが、これに大きな影響が出ている

山崎パンに付いている応募シールを集めて送ると、景品の白いお皿がもらえるキャンペーン

フランス製のお皿を積んだ貨物船が、スエズ運河を通れずに入荷が遅れている

ヤマザキ春のパン祭りのお皿が届かないと、日本の春の訪れには大打撃だ!

((((;゚д゚))))

 

 

映画「残菊物語」 歌舞伎界のボンボンの転落悲恋ストーリー

溝口健二監督作品「残菊物語」、1939年(昭和14年)公開

古い映画なので画質音質は劣悪だが、思わず引き込まれる

歌舞伎界名門のボンボン、二代目尾上菊之助(花柳章太郎)と、それを支える健気な恋女房(森赫子)という、身分違いの恋を描くロミジュリ物語

歌舞伎界は今でも家柄がものを言うほど超保守的だが、映画の時代背景は封建主義ガチガチ、親の許さぬ恋愛など犯罪と同列に見られていたころで

「親がいけねぇって言ったら、いけねぇんだ!」

という江戸っ子風のセリフに全てが集約されている

それでも反対されればされるほど、恋の炎は燃え上がる

親(先代)に楯突いて東京の歌舞伎界から追放されたボンボンは、関西歌舞伎、さらにドサ回りの旅芸人一座に加わり、恋女房と一緒に泊まる今晩の宿にも困るほど経済的に窮迫する

大部屋に雑魚寝(ざこね)という超安宿に泊まり、一晩1円80銭で貸し布団を借りる場面は究極のリアリズム

世間知らずの金持ちのボンボン(若旦那)が、芸者や身分の低い女にホレて親に勘当され、浮き世の冷や水を浴びて苦労するという話は、昔から貧しい庶民に非常に好まれた

江戸時代の落語などにも似たような話が多い

本人のボンボン(若旦那)には、生まれて初めて味わう貧しい暮らしが貴重な人生経験になり、歌舞伎役者だからまさに「芸の肥やし」になりそう

物語の時代背景は、明治時代半ばくらいだろうか?

すでに鉄道や電灯もあるのだが、庶民の暮らしや風俗は、今から見たら江戸時代そのものといった感じで、私の民俗興味を大いに満たしてくれる

イギリスの鉄道みたいなコンパートメント型の列車が、駅(おそらく当時の新橋駅?)を発車する場面や、歌舞伎の劇場(芝居小屋)の内部構造が、今とは別世界のようで非常に面白い

当時の鉄道とか芝居小屋は、比較的裕福な人たちの世界だと思うが、その周囲にいる庶民の暮らしは非常に貧しく、日常生活では電灯もなく石油ランプを使っている

貧しい美女が玉の輿(たまのこし)などで社会階層を急浮上する話(「マイ・フェア・レディ」など)と、金持ちのボンボン男が社会階層を急転落する話は、どちらも庶民ウケする鉄板のストーリーのようです

上の動画はYoutubeにあったんだけど、もう著作権が切れているのか、全編無料で観れます

映画の中のお座敷で二人の芸者が、転落する前のボンボン(若旦那)の取り合い口論をする場面があります

そこで「柳橋」(やなぎばし)という地名が出る

一人の芸者が、着物の端を少しめくって二の腕を見せるのですが、この所作にも深い意味があります

東京にはかつて高級料亭が並ぶ花街があちこちにあって、その代表が

東京六花街:柳橋、新橋、赤坂、神楽坂、浅草、芳町(現在の人形町)

今でも柳橋以外には、それらしき雰囲気が少し残っていますね

今なら、銀座のクラブ街、六本木や新宿のキャバクラ街でしょうか

東京六花街の最高峰が「柳新二橋」と呼ばれていた柳橋と新橋で、しかも柳橋の芸者の方が格が上だったそうです

その柳橋の花街は衰退を続けて、最後の高級料亭が今から20年くらい前に廃業、風と共に消えていった花街文化

今では東京の下町によくある、ごく普通の静かな街並みになっています

人間と同様に街にも浮き沈みがあって、何やら栄枯盛衰の悲哀を感じます

(^_^;)

 

 

映画 アニーホール

▲アニーホール

今日は午後から東京にも雪が降り出して、寒いので外出せず、部屋にこもって映画を2本観ました

1本目は、ウディアレンの「アニーホール、映画史に残る名作

1977年だから、ほぼ半世紀前の映画で、観るのは数回目

ウディアレンが監督と主演で、彼の最高傑作と言われている

フロイトや左翼思想、マクルーハンがもてはやされていた当時の時代性を強烈に感じるけど、それを超えた永遠の魅力がある

まだ米国に深刻な移民問題とか無くて、NYに落ち着いた都会生活があり、その中でのインテリ男女の大人の恋愛関係をホンワカと描く

ナーバスなインテリ特有の不安やイライラが、ユーモラスに伝わってくる

フロイトがらみで、子どものころの思い出シーンもある

役を演じながら観客に話しかけたり、ポールサイモンやマクルーハン本人が登場したり、ホンネとタテマエの2種類の字幕も面白い

アニーホール役のダイアンキートンの服装やヘアスタイルが、今見ても古さを感じないのがスゴい

ウディアレンは今88歳だけど、ごく最近まで女優と恋愛ネタでニュースになっていたほど女性関係がずっと派手(あの頭髪を見れば何となく分かるが)

2本目は、グッド・ウィル・ハンティング、駄作だった

生育環境が悪くてグレてる天才、という設定にひかれて観た

MIT(米国の超一流大学)の数学科授業で超難問の課題が出るが、学生は誰も証明出来ず、大学で掃除夫をしている若者(学生ではない)がサラッと証明してしまうところから話が始まる

この若者は、悪友とつるんでケンカばかりしているが、フィールズ賞(数学界のノーベル賞)を受賞した数学者(MITの教授)が嫉妬するほどの超天才だった

モーツアルトとサリエリの関係を連想する

確かに、数学とか芸術の超天才には、それ以外の日常生活能力は幼児並みという人もいる

その超天才っぷりが見れるのかと思ったら、期待はずれの安っぽいお涙頂戴ドラマになっていってガッカリ

最後は、カリフォルニアへ引っ越す平凡な女子学生を追って天才を発揮できる就職を蹴るとか、まるで意味不明の展開

天才を扱った映画なら、チューリングを扱った「イミテーション・ゲーム」が秀逸

(^_^;)

 

米国で素数ゼミ大発生 221年ぶり1兆匹

 

今年2024年の初夏、米国に「素数ゼミ」が1兆匹も大発生するらしい

米国には、大発生の周期が17年と13年の、2種類の素数ゼミがいる

周期ゼミとも呼ばれるが、17と13が素数なので、素数ゼミと呼ばれている

この2種類の周期ゼミの大発生が重なると「世紀の大発生」になり、今年がその当たり年で、221年ぶりだそうです

日本人は虫の出す音を右脳で「心地良い音色」として聴いているが、一般に白人は左脳で「単なる雑音」として聴いているらしい

それにしても1兆匹というのは半端ないし、どれくらいウルサイのか?

バッタの大発生をイメージすると、農業や気象への影響はどうなのだろう?

ここはひとつ、虫を「珍味珍味」と言ってお食べになる中国人の皆さまに輸入していただいて、大量に発生した素数ゼミを食していただいたらどうだろう?

これなら米国も大歓迎で、輸出規制などしないでしょう

(^_^;)

詳細はここをクリック

 

泉谷しげるが松本人志について語る

いま話題の松本人志(60)スキャンダル

歌手、泉谷しげる(75)のコメント:

「俺にとって松本人志はおとこ気のある、本当に面倒見のいい素晴らしい男」

「だから悪くいう気はまったくないんだけど、やっぱ裁判はしないほうがいいんじゃないか」

余計なことまでどんどんバレちゃうし、ご家族のことを考えるとしんどいかな」

「松本人志は尊敬される人間だけど、女にモテるタイプだとは思わない」

「(女性と会う飲み会の場を後輩に)セッティングさせていること自体、モテないと言っているようなものなんだよ」

おとこ気を見せてね。(後輩)みんなは悪くないよってことを言ってほしい」

さすが長老、的確なコメントだと思います

この中で、「おとこ気」という言葉が2回登場してます

男気とか侠気、あるいは漢気とも書き、

「弱い者が苦しんでいるのを見のがせない気性」

などを意味するようです

女気(おんなぎ)という言葉もあって、「しとやかで優しい気持ち」を意味しますが、男気ほどは使われない

裁判になると、勝つか負けるかに注目が集まりますが、

日本の民事裁判は、勝っても勝ったことにならない

(被害を受けた原告が勝っても、被害が十分に救済されない)

ことが多いのです

本式の裁判になると、すごい時間と費用と心理的エネルギーが必要になるが、その割に裁判に勝っても、

裁判で負けた被告へのペナルティが少ない(ゆるい、ぬるい)

のです

訴えられた被告側から言えば、「負けるが勝ち」みたいなところがある

判決でケタ外れの超高額賠償金額が出る米国などとは、法律的な風土がまるで異なり、ぬるま湯のような世界

おまけに、裁判は原則として完全公開なので、泉谷しげるも言ってるけど

「余計なことまでどんどんバレちゃう」

ことも多い

だから世慣れた人は、裁判をちらつかせてカケヒキしながら、示談や話し合いに持ち込んだりする

今回の文春側も、

「裁判で負けても、週刊誌の売上増で、十分に採算が取れる」

と見込んでいる可能性が高い

最初から裁判で負けることを計算に入れたビジネスモデルなのだ

それにしても男と女の話なのに、主人公の松本人志が60歳、コメントした泉谷しげるが75歳

いやぁ~高齢化社会だなぁ~

と感じます

60歳なんて、ちょっと昔なら、赤いチャンチャンコを着て、孫でも抱いてる年ですよ

当時は成功した男が若いオメカケさんを囲うのは「男の甲斐性(かいしょう)」などと言われて、男にとってはラクだったんですけどね

あの聖人君子みたいな松下幸之助(パナソニック創業者で、PHP教の教祖)にもオメカケさんがいたし、みんな囲っていました

そんな場合、男がカネをケチるとトラブルになりやすいんだけど、その辺は昔も今も一緒かな?

(^_^;)

 

お酒や料理に虫が入っていたら

韓国で、未開封の中国製のお酒(高梁酒)の中に、体長2センチほどの大型のハエの死骸が浮いているのが見つかり、韓国人が巨額の賠償金を要求したりして大騒ぎになっている

綺麗好き(きれいずき)なら日本人が間違いなく世界一だが、汚な好き(きたなずき)ならインド人と中国人が常に世界一の座を争っている

綺麗好きと汚な好き、別にどちらがエラいとかではなく、単なるライフスタイルの違いだろう

そんな中国人が作ったお酒なんだから、今さらハエが入っていたくらいで、大騒ぎするほどのことだろうか?、という気もする

虫の入っているお酒や食べ物がイヤなら、中国製食品を買わなければいいだけだ

こんなエスニック・ジョークがある

あるレストランでは、ときどき料理に虫が入っている

日本人客が虫を見つけると、静かに黙って食べるのをやめ、普通にお会計をして店を出る

韓国人客が虫を見つけると、「虫がいた!」と狂ったように大騒ぎをして、しつこく謝罪と賠償を求め続ける

中国人客が虫を見つけると、「珍味珍味!」と言って、そのまま虫も料理も食べてしまう

いかにもありそうな話で面白いが、実は店にとって一番怖いのが日本人客

なぜなら、静かにお会計をして帰った日本人客だが、もう二度とその店には行かない

世界中の一流企業が、最も攻めるのが難しいマーケットとして日本をあげるのは、こんな日本人の国民性があるからだろう

韓国人は、その時は大騒ぎするが、しばらくするとまた店へ行くらしい

つい先日も福島原発の処理水放出について韓国内で反日気運が高まり、日本車やユニクロ、アサヒビールなど日本製品への激しい不買運動が起きた

確かに一時的に日本製品の売り上げは落ちたが、すぐに不買運動の前と同じ水準まで需要が戻ったそうだ

一時的にカッとして大騒ぎしても、すぐに忘れてしまうのが、韓国人の国民性らしい(ただし賠償金は、もらえそうな限り、しつこく請求し続けるようだ)

ジョークをもうひとつ

イギリスの紳士は、自分が開いたパーティーに態度の悪い客がいても、面と向かって注意したりしない

パーティーが終わるまで、その客にも丁重に対応する

ただしその人物には、もう二度と招待状を出さない

イギリス人の階級にもよるだろうが、イギリス人と日本人に、どこか気の合うところがあるのは、こんなところかもしれない

(^_^;)

 

桐島聡 潜伏中の姿と生活

 

https://www.youtube.com/watch?v=Dih2SwPjCMk

 

東アジア反日武装戦線の大量虐殺犯人、桐島聡(70)の、潜伏中の姿や生活が次第に明らかになってきました

上の写真のように顔は激変、これじゃ指名手配の写真で捕まる訳がない

20歳から70歳ですから、普通の人でも顔は変わるでしょうけどね

それより、孤独と貧困の中で暮らした、桐島聡のミジメな逃亡生活が何とも言えない

多数の善良な人たちを虐殺し傷つけているので、同情する気分には全くなれないが、落ちぶれ果てた老テロリスト桐島聡の余りにも哀れな末路

上の動画にも出てくるが、高校時代にはまったく政治色の無かった桐島聡

こうゆう何も知らない純粋無垢で真っ白な奴が、一番洗脳されやすくて(染まりやすくて)危ない!

共産主義(共産教)などカルト宗教の世界では、洗脳する側(利用する側)と洗脳される側(利用される側)がいて、その落差が激しい

日本共産党(共産教の総本山)に君臨した不破哲三(94)は、1000坪もある大豪邸に住んでいる

洗脳する側(利用する側)は悪魔のくせに、王侯貴族のような優雅な生活をする一方で、洗脳される側(利用される側)は全ての財産や自由、人間の尊厳まで奪われて、最後は虫けらのように使い捨てにされる

共産主義独裁国家の北朝鮮では、人民は食うものも無くて大量に餓死しているが、不破哲三のような支配する側の将軍様は、ブクブク太って酒池肉林の毎日

利用され尽くした地下逃亡生活中の桐島聡には、何の援助も無かったそうだ

地上に出て脚光を浴びたらすぐに死ぬ、セミのような人生

共産主義(共産教カルト宗教)に利用され尽くした、まさに虫けらのような桐島聡の人生

(T_T)

 

 

▲桐島聡が暮らしていた場所 ほとんど廃墟かスラム

 

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追伸 桐島聡の親族が、遺体の引き取りを拒否しているそうです

そりゃそーだろねー

善良な市民を大量虐殺したテロリストなんか、関わるのもイヤでしょう

いま考えられるドンデン返しとしては

1)この男が桐島聡ではないことが判明

2)桐島聡の親(100歳くらい?)が生きていて、引き取りたいと言う

3)桐島聡に高額の隠し財産が見つかる

くらいだけど、どれも可能性は非常に低い

桐島聡の指名手配写真に似ているということで、関係ないのに警察の取り調べを受けた人は少なくないと思うんだけど、損害賠償でも請求したい気分でしょう

桐島聡が名乗っていた「内田洋」と同じ名前の人も全国に沢山いそうだけど、きっとイヤな気分だろうなぁ

内田洋行」というオフィス用品なんかを扱っている商社があるけど、そこの社員とか関係者も、いまスゴくイヤな気分だと思う

(;´Д`)

 

城南五山を歩く

 

最近、朝の散歩にハマっている

健康のためというのもあるが、むしろ歩くのが楽しいからやめられなくなった、という感じ

まさに「歩くの大好き」

毎日ではなく、気が向いた日だけ、週に2~3回くらい

いまはまだ寒いが、東京の寒さなんて、ちゃんと防寒すればタカが知れている

短い日で30分くらい、長い日は4時間くらいで、2時間くらいの日が多い

4時間なら16キロくらい歩ける訳だが、帰りもあるので、

家(品川駅の近く)から半径10キロくらい

が私の朝の散歩エリアになっている(実際は5キロくらいが多いけど)

 


▲品川駅から半径10キロ圏内

 

どんどん遠くまで歩いて、帰りは電車やバスで戻る日もある

福沢諭吉は晩年、塾生を連れて毎朝散歩をしていたのだが、それが三田から目黒駅あたりまでで、私の散歩エリアとかなり重なる

何だかちょっぴりウレシイ気分 (^_^;)

山手線の内側には、高プリ(高輪プリンスホテル)やマリオットホテルの日本庭園があるので、自分の家の庭だと思って勝手に散策している

山手線の海側なら、北は芝浦や浜松町、南は天王洲アイル、大井埠頭など

羽田空港の近くまで行って、離着陸する飛行機を眺めたり

レインボーブリッジを歩いて渡って、お台場まで行ったこともあります

 

 

最近気付いたのだが、この山手線内側の高台は、城南五山と呼ばれている

御殿山、八ツ山、島津山、池田山、花房山

JR山手線で品川から目黒まで乗ると、右側にこの五山が並んでいる

山と言っても都内だから高さは知れているが、確かに周囲より高台になっていて、まさに「山の手」だ

どれも現在の住居表示の地名とは異なるので、知る人ぞ知るという感じだが、例えば「八ツ山橋」「御殿山トラストコート」「花房山通り」などのように、橋やマンション、通りの名前で残っていたりする

ちなみに城南というのは、皇居(江戸城)の南側のエリアという意味

都民には常識だが、東京にはおおざっぱに言って、左(西)に山の手、右(東)に下町がある

その山の手もJR中央線あたりを境に上下(南北)で街並みや様相が微妙に異なり、その南側が城南

高台というのはたいてい高級住宅街になっているものだが、この城南五山、まさに豪邸や高級マンションが整然と並んでいて、散歩するには割と快適なエリア

御殿山と八ツ山の間には、三菱財閥岩崎家の高輪別邸だった関東閣もある

上野にある岩崎家旧本邸は、今では誰でもいつでも見学できるが、この関東閣は三菱グループの迎賓館のような使われ方をしているようで、関係者以外は入れない

城南五山筆頭の御殿山は、江戸時代に将軍が鷹狩りなどしたときに立ち寄る休憩所(品川御殿)があったのでこの地名になったという説がある

特に三代将軍、徳川家光は御殿山がダイスキだったようで、18年間に200回以上、つまりほぼ毎月訪れている

明治以降の埋め立てで今は海から遠くなっているが、江戸時代までの御殿山は東京湾に突き出た高台で、遠く房総半島まで眺められた風光明媚な場所

桜の名所だったので、春には江戸市民が大挙して花見に来た

かつては太田道灌が江戸城を築城するまで住んでいた御殿(御殿山城)があったので、こっちが御殿山の語源かもしれない

いずれにしても、太田道灌、徳川家光、岩崎弥太郎と、時の権力者や大富豪のお気に入りだった場所で、今もお金持ちが住んでいる

(^_^;)

 

桐島聡 望郷の念「最期は日本がよかった」

よど号  1970年の大阪万博(EXPO’70)が開催中だった

すでに戦後25年、日本経済の高度成長や所得倍増が進み

上の写真の乗客たちの服装を見ると、極端な貧しさは消えている

その経済的成功の象徴的祭典が、大阪万博(EXPO’70)だった

 

東アジア反日武装戦線の大量虐殺犯人、桐島聡(70)は、

「自分は桐島聡、最期は本名で迎えたい」

「海外で逃亡生活をしていたが、

 最期は日本がよかった

などと言っている

桐島聡は「ウチダヒロシ」という偽名を使い、数十年前から神奈川県内の土木工事会社に住み込みで働き、勤務先にほど近い古びた木造2階建て住宅に一人で暮らしていた

言葉数は少なく、周囲と交流している様子もうかがえなかった

最近、神奈川県鎌倉市の病院に末期がんで入院した

半世紀前の20歳前後の若き日に、たまたま出会った共産主義(共産教カルト宗教)に洗脳されてしまい、一生を棒に振った

多数の善良な人たちを虐殺し傷つけているので、同情する気分には全くなれないが、時代の流れに翻弄された哀れな人生そのもの

こんな男でも「最後は日本がよかった」と言う

指名手配中の海外逃亡が本当なら、偽造パスポートを使ったりして、空港での入出国審査には、かなりの逮捕リスクが伴う

それでも日本に戻りたかったのか?

東アジア反日武装戦線のテロリストだよ!

中国人は外国へ行くと、華僑となってその国に骨を埋めることをためらわない

それに比べると、遣唐使時代の阿倍仲麻呂など、日本人の「望郷の念」には格別なものがあるように思える

 

▲阿倍仲麻呂  ▼望郷の詩

天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に いでし月かも

天をふり仰いで見れば月がのぼっている

あの月は(奈良の)春日の三笠山の月と同じものだろうか?

 

1970年によど号ハイジャック事件という似たような凶悪事件が起き、過激派の日本赤軍メンバー9人が日航機「よど号」をハイジャックして北朝鮮へ亡命した

このときの犯人のうち4人が、日本で言う後期高齢者となって、今でも北朝鮮国内で生存している

共産主義(共産教カルト宗教)を信奉しての亡命だったから、北朝鮮の共産主義政府から犯人たちは歓迎され、「北朝鮮の上級国民と同程度の豊かな暮らし」をしている

犯人たちはまとまって広い住宅に住み、日本の衛星放送などを受信して、テレビ番組も楽しんでいる

それでも後期高齢者となった犯人たちの「望郷の念」は深まるばかりで、日朝両政府へ帰国願いなどを出している

もちろん、日本との外交交渉における「貴重な人質」である犯人たちを北朝鮮政府が手放すはずもなく、このまま異郷の土となる運命

仮に帰国できても、海外逃亡中は時効が進まないので今でも指名手配は有効で、戻ったら即座にオリの中に収監されて死ぬまでムショ暮らし

「北朝鮮の上級国民と同程度の豊かな暮らし」は不可能になる

北朝鮮の平均的な人民の暮らしは、日本のムショ暮らしよりもはるかに劣悪だが、彼らはそれよりマシな「北朝鮮の上級国民と同程度の豊かな暮らし」をしている

現在も生存中の犯人4人のうちの一人、小西隆裕(79、写真)は、都立小石川高校から東大理三に合格し、よど号事件のときは東大医学部に在学中だった秀才

共産主義(共産教カルト宗教)なんぞに洗脳されていなかったら、充実した人生を歩んだかもしれない

せっかく与えられた才能を、ドブに捨てたような人生

((((;゚д゚))))

 

* * * * * * *

 

追伸 半世紀も逃げてた桐島聡(70)

あっけなく死んじゃった

長い間の地下生活、地上に出たらすぐに死ぬ

セミみたいな人生

死を目前にして「オレは桐島聡だ!」って

最後の承認欲求が吹き出した感じがする

人間って悲しいね (T_T)